再び東北へ!

手作りの「お守り」をくださった被災者の方々と一緒に!励ましや援助を与えに行った私たちが逆に、強く明るく生きている被災者の方々からたくさんの慰めや希望をいただきました。(前右が延賀)

(理事の延賀による報告:)愛の架け橋プロジェクトは、以前にも訪れたことのある岩手県陸前高田市の仮設住宅に理事の延賀を派遣して、ボランティアグループ「レインボーハーツ」の石束さんやファミリーインターナショナルのメンバーが定期的に行っておられる炊き出しと物資援助を助けると同時に、兵庫県にある当NPO法人の六甲支部が集めた支援物資を届けてきました。

東北に送る援助物資を積み込む当法人副理事長のデサンティス

延賀(後左から3番目)と高校生のジョー君(前左)がボランティアチームとポーズ!物資や炊き出し用調理器具を運ぶトラックはレインボーハーツ代表の石束さんの友人が無償貸与して下さいました。

 

寄贈された食品を並べています(レインボーハーツ、ファミリーインターナショナル、愛の架け橋プロジェクト共同企画)

企業の方々から寄贈して頂いた食品目:
スイカ110個  トマト400個  たまねぎ400個  さつまいも400個 小麦粉750キロ 豆腐400丁 クッキー200袋  乾麺700袋 ゴーヤ10個

援助してくださった企業とお店の方々に感謝申し上げます。今なお仮設住宅にお住まいの400世帯にお配り出来ました。

ジョー君が一生懸命に助けてくれました!

 

物資を配給する延賀

寄贈者の方々から委託された食品をしっかりと被災地の皆さんにお届けできたのはこの上ない喜びでした

お守りを下さった優しい方々へのお返しとして、逆境を乗り越えた人々らによって書かれた励ましとなる物語が含まれた本を寄贈しました

このおばあちゃん方は・・・「来てくれるボランティアの人に感謝を伝えたい」「では自分たちには何が出来るのか?」と考えて、ボランティアメンバーにあげられる手作りの”お守り”を作る事にしたそうです。時間がある時毎日でも集まって作っておられると聞きました。これは、ここにボランティアに来た人々も神様から守って頂けるよう、また東北の人たちへの祈りを覚えてもらえるように思いをこめて作られたもので、もう日本中で2000人以上に広まっています。

このおばあちゃん方の中には家だけではなく、ご主人も亡くされた方がいますが、とても明るくほがらかで、私たちが出来る些細なボランティアに心から感謝してくださいました。こんなにも悲劇を通られている方が、自分の事よりも他の人に感謝する思いでいっぱいで、そういうポジティブな思いが人生を変えています。その見本を見る事によってわたしたちの方がたくさんの力を頂きました。反対に私たちの方が励まされたのです。

 

 


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