あっという間に過ぎ去った２０１０年。今朝はいつもよりも早く起きて、机にずっと座っています。この一年を振り返って、今年成し遂げたこと、あるいは、感謝していることを一つ一つ書き留めようとしていますが、なかなかまとまりません。２時間ほど座って思いをめぐらしていたところ、ふとこう思いました。

「ふーん、時間って不思議なものだな。水や食物、土地や財産はそうではないけれど、時間は地球上のすべての人に平等に与えられている。時間は人々に考えるスペースを供給し、その考えを実行する機会を与えてくれる。時間は自分の理解をはるかに超えたもの。宝を見出し、世界を変える空間を創造する力を生み出す。私たちみんなが時間をもっと大切に使い、思いついた良いことを実行したら世界はどれだけ良い場所になることだろう。それとは逆に、自分を忙しくする要因が現れると時間はあっという間に過ぎ去り、まるで、存在しなかったかのように時が瞬間移動してしまう。」

自分はこの一年、与えられた時間を大切に、また、世界を変えるために正しく使っただろうか？日本人は現在、生活習慣病に悩まされ、毎年３万人以上の自殺者を出し、うつ病やストレス病に苦しんでいる。若者は彼らを批判する大人や親を尊敬できず、現代のグローバル化が生んだ社会体制の変化に十分順応できないでいる。この自分に何ができるんだろう？正直なところ、何も思い浮かばない。しかし、最初の一歩を踏み出すなら、きっと、色んな事がクリアになってくると思う。それが自分の信念（新年）です。